土地探しの基本

戸建住宅の新築を考えているなら、土地と建物について検討する必要があります。新築を経験した人から、「土地選びは、家づくりの重要なポイント」だという声や、「土地探しに苦労した」という声を聞くことがあります。

そこで、今回は土地探しをスムーズに進めるために、頭に入れておいてほしい情報をご紹介します。

取材協力/株式会社 上浮穴産業

土地の買い方

建物は、住宅メーカーや工務店、設計事務所に依頼して建ててもらいます。では、土地はどこから購入するのでしょうか? 購入できる土地には、売主さんがいます。売主さんは、土地の所有者であり、個人の場合もあれば、企業の場合もあります。

売主が個人の場合

土地の所有者から直接買う

個人間の土地売買 取引の流れ

不動産会社を通して買う

個人間の土地売買 取引の流れ

売主が宅地開発業者の場合

宅地開発業者から直接買う

宅地開発業者との土地取引の流れ

不動産会社を通して買う

宅地開発業者との土地取引の流れ

住まい情報からのアドバイス

個人からの直接購入には注意を!

不動産会社に仲介してもらうと、仲介手数料がかかるから、直接購入をしようかな? と思う人がいるかもしれませんが、個人間での直接売買には注意が必要です。土地に関しては法律的なことや整備面、境界についてなど、様々なことが絡んできます。また、権利形態などの事前チェックや取引の手続きの複雑さなど、専門の知識やノウハウがないと難しいことが山積みです。購入した土地に家を建てられない、という最悪のケースになることもあります。

土地の種類

どんな土地でも家が建てられるというわけではなく、土地には家を建てられる土地とそうではない土地があります。また、所有者が売りに出している土地もあれば、住宅地として開発された土地もあります。土地にもいろいろな種類があるのです。

家を建てられる土地と建てられない土地

どんな土地でも家が建てられるというわけではありません。つまり家を建てることができる土地を購入しなければならないわけです。購入前に、必ずチェックを!

家を建てられる土地

(1)都市計画法で定められた「市街化区域」であること
(2)建築基準法による道路(原則幅4m以上)に 2m以上接していること

上記のどちらも満たしている土地

※市街化区域は12種類の用途地域に分けられており、各用途地域によって建物の種類や規模に制限があります。工場専用地域には住宅を建てることができません。

家を建てられない土地

(1)都市計画法で定められた「市街化調・整・区域」の場合
(2)建築基準法による道路(原則幅4m以上)に2m以上接していない場合

上記のいずれかに該当している土地

※農道は建築基準法による道路ではありません。敷地に面している道路が農道の場合、原則的には建物を建築することはできません。

単独地と開発分譲地

単独地

単独地

一邸分を単独で売る宅地で、建物(旧家屋)が残っている土地もあれば、整地されている場合もあります。

こんな土地です

  • いろいろなエリア、いろいろな立地の土地がある
  • 隣近所の家や住民について購入前に知ることができる
  • 建物があった場合は給排水が整備済みの土地もある
  • 建物付きの場合は、建物の解体撤去費用がかかる
  • 区画璧や上下水道などの引き込みがないことも
分譲地

分譲地

ひとつづきの土地を区切って販売する土地。開発業者が造成・整備を行って販売しています。数区画のものから数十区画の大規模分譲地まで様々です。

こんな土地です

  • 給水の引き込みや排水先が整っている
  • 道路の所有者(管理者)がはっきりしている
  • 新しい町並みならではの美しさがある
  • 隣近所に同じ世代の人が多く、付き合いがしやすい
  • 他の区画がまだ売れていない場合、どんな家が建ち、どんな人達が住むのか分からない
  • 希望するエリアの条件が細かい場合、該当する物件がない場合がある