ハーフラウンドの窓をアクセントにした外観は、端整なたたずまいのなかに、かわいらしさを漂わせている。室内もまた外観と同様で、白を基調にアイアンの手摺りや輸入扉など、優美なデザインが取り入れられている。そしてリビングには、施主さまのこだわりだったベンチシートとアーチ型の扉を付けた収納を設置。2階ホールはピアノを置くフリースペースとした。青野さんは、長期優良住宅、耐震等級3、地中熱利用熱交換システムの採用など、安心して快適に暮らせる仕様を提案。キッチン、きれいな空気のなかで洗濯物を乾かせる洗濯室、浴室を一列に配置した家事効率のいい動線や、豊富な収納など、暮らしやすさを実現する設計も特徴。心地よさや便利さが豊かな時間をもたらし、こだわりや要望を形にした空間が心を満たす家である。
「クライアントの立場で設計と監理を行うのが設計士」だと考えています。相談からアフターまで施主さまの要望を第一に考えて取り組みます。建設流通を省いて余分な経費を削減し、コストダウンも図っています。施主さまとのコミュニケーションを大事にし、細かな要望をその都度明快に整理していきます。そうしたプロセスを積み重ね、御施主と一緒にプランを練り上げていくのです。細かい要望に対しての判断が早く、スムーズな家づくりができます。