| 工務店 |
季織の家
|
| 延床面積 |
86.7㎡(26.2坪) |
杉や珪藻土の質感を生かし、とにかくおさまりの美しさにこだわる神野さん。こちらの住まいでも、そんな「建築オタク」の一面がいかんなく発揮されている。木目が主張しすぎると野暮ったくなるため、杉と珪藻土のバランスを重視。窓や建具の高さのラインをそろえ、ハイドアの建具を造作するなど視覚的にすっきりと見えるように注力。建て替えのため、前の住まいの玄関の框をリメイクしてキッチンの背面収納のあしらいとしたり、各部屋の通気口まで木の格子にしたり…。そんな神野さんの高い要求に手練れの職人集団が応え、細部まで美しい、終の住処が完成した。