| 工務店 |
西渕工務店 一級建築士事務所
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| 延床面積 |
175.00㎡(52.93坪) |
| テイスト |
ナチュラル, シンプル |
| 工法 |
在来工法 |
| 建材 |
31~40坪 |
| こだわり |
子育てファミリーの家 |
光と風、四季の自然が息づく家
落ち着いた色合いの杉板とやわらかな表情の漆喰による外壁が、鮮やかなコントラストを描くS様邸。木や漆喰などの自然素材を使った住まいへのS様の憧れを、白石さんが最大限に形にした造りとなっている。四季折々の樹木が彩る美しい庭を抜け、邸内に一歩足を踏み入れれば、迎えるのはどこか懐かしい雰囲気の土間敷き玄関。木の香りが心地よい室内には“広がりの間取り”を採用。吹き抜けから自然の光が降り注ぐリビングを中心とした、縦にも横にも敷居を設けないひとつながりの空間が、家族の団らんをやわらかく包み込む。 無垢材を使った梁や野地板を隠さず表に出した吹き抜けに見られる「あらわし」の架構美も、S様が白石さんに建築を依頼した理由のひとつ。あらわしはその美しさだけでなく、無垢の木を用いることで、木の調湿作用が存分に発揮されるのも大きな特長。呼吸する木と土壁が、室内を四季の気候に応じて過ごしやすい空間へと調整する。木、風、光…あらゆる自然とともに在る心地よさを感じられることも、この家の魅力といえるだろう。