それぞれの暮らしを尊重する家

施主さんご夫婦と娘さんご夫婦が暮らす洋風の家。
4人の希望は「2つの世帯がちょうどいい距離感でそれぞれの暮らしを尊重すること」でした。
バルコニーでつながる2つの世帯の空間は、それぞれの好みを反映しつつも一つの建物として馴染んでいます。
家族の希望を叶えたのは、「住宅建築研究所 一級建築士事務所」の日野さん。
ディテールまでこだわった家が完成しました。
広く取った玄関が魅力の親世帯の暮らし
優しいアイボリーホワイトを基調にした親世帯の居住空間。

玄関とリビングには仕切りがなく、連続するアーチに化粧柱を施して空間を区切りました。2つの空間を大理石の床で統一し、ゆるやかにつながる演出を施しました。

リビングは大解放の吹抜けになっていて、2階から突き出したバルコニー飾りとシャンデリアがアクセントになっています。
細かく散りばめられた貝のモールディングは手作りだそう。施主さんと日野さんのこだわりを感じます。

吹抜けからも覗いていたリビングの奥はダイニングキッチン。
全体はフレンチカントリースタイルにまとめつつ、カウンターにはヨーロピアンテイストの柱を使用。
残念ながら写真には写っていませんが、モールにはオリジナルモチーフの石膏彫刻を飾っています。

床は素焼きタイルでゾーニングし、リビングとのつなぎ目はモザイクタイルを貼ってアクセントに。
奥様のこだわりが存分に詰まった空間になりました。
「過ごす」空間を広く取った子世帯の暮らし
同じく大理石床で大解放の吹抜けリビングの子世帯の空間。

折り上げ天井をしつらえ、モールディングの雰囲気もホテルライクにまとまりました。
リビング階段の濃いブラウンの踏み板やアイアンの手すりがアクセントになり、大理石の床を引き立てます。
そのリビング階段を上がると、広く取ったホールが現れます。

親世帯とつながるバルコニーのそばにあるこの空間は、セカンドリビングとしても使用できます。
1階のLDKとは雰囲気を変え、シックで落ち着いた印象を持たせました。
吹抜け中央のシャンデリアは、雰囲気の違う1階と2階どちらにも馴染むものをチョイス。1階と2階でシャンデリアの印象も違って見えます。
「日野さんとの家づくりは本当に楽しかった!」と笑顔を見せた施主さん一家。
小物の色使いや細やかなモールディング、手すりや柱に至るまでディティールにまで行き届いたデザインを突き詰めた家でした。


