施主様のこだわり

素材、質感、高低差で 家をデザインする。

洗練された印象で、威風堂々とした雰囲気の邸宅。和のイメージが強い寄棟屋根だが、タイル、塗り壁、レッドシダーを採用し、素材の色や質感でモダンな空気をまとっている。建物が折り重なるよう構成された外観に吸い込まれるように玄関を開けると、家族が団らんを楽しむリビングが広がる。ダイニングキッチンから見上げると、吹き抜けからたっぷりと自然光が入り上部の窓から表情豊かな空を望める。コミュニケーションが生まれるだけではなく、料理の準備や片付け等を考慮し、キッチン横にテーブルを設けるなど動線のスムーズさを叶えた。
床に用いたナラ材は、繊細で木目が美しく、使い込むほどより深みを増す。木材の温かみや気持ち良さを感じながら、家族も一緒に歳を重ねていく。