クラフトガーデンワークスのイエプロ(IEPRO)
加藤篤志
IEPRO'S POINT
CRAFT GARDEN WORKSは東予を中心に、さまざまな建築会社とタッグを組んでいる。
3児の父でもある加藤さん。「お子さんのいらっしゃる方は、ぜひオフィス&ショールームに隣接する我が家の庭に遊びに来てください」。小高い丘があり、ストライダーやそり遊びが楽しめる。
【ガビオン】近年人気が高まっているガビオンの石積みに取り合わせたのは、アガベとオージープランツを植栽。グラス系の植物でやわらかな表情もプラスした。植物以外はグレー系でコーディネートすることで、パキッとした色合いの建物を引き立てるように計画。
【ロックガーデン】敷地内の高低差を活用し、庭に設けたのは階段。それに続く横幅の異なるアプローチがリズムを生み出す。あえて高さを抑えたコンクリート製の門柱の周囲には、ロックガーデンをコーディネートし、ラフさがかえって心地良い。
【シンボルツリー】鉄板でオリジナル製作した門柱やシンボルチリーのアオダモ、ガビオンの石積みなど多様な要素を絶妙のバランスでコーディネート。ロックガーデンと特徴ある植物の組み合わせに成功した。
「そと」を豊かにすればもっとハッピーになる物語。
「家づくりでは、外構や庭はついつい後まわしになり、長くほったらかしにするケースもあります。とてももったいない!」と加藤さん。「そとまわり」は人間にとって洋服のようなもの。何も身につけずに過ごすなんて、あり得ないこと。「うち(家)とそと(庭)を同時進行で考えれば、ゾーニングや動線の最適解を導きやすいんです」。そこで加藤さんはこれから家を建てたい人に、自宅の庭をモデルガーデンとして開放している。キャンプやサウナ、シアター、カフェ、アクアリウム、ボタニカルガーデン…「そと」のいろんな過ごし方、可能性が見つかる。もちろんライフスタイルの変化に合わせた外まわりのアップデート、リ・ガーデニングを考えている人にも立ち寄ってほしい場所だ。