自然と調和する平屋 - 富士造型の施工実例
施主様のこだわり
木々が生い茂り、小川が流れる。まるで旅館や料亭のようなたたずまいのKさま邸。築年数の古い家を建て替え、300坪もの広大な敷地に平屋と庭園を融合させた。コンセプトは、自然のなかに構造物が建つイメージ。そのため、住居の設計と造園は同時に進められた。「建物を引き立てる庭ではなく、庭が美しく見える建物を意図。木々をたくさん植え、造園屋さんには思う存分つくっていただきました。緑の隙間からちらっと建物が見えるのが素敵でしょう」とは、設計を担当した澤村さん。自然のなかに居るという感覚にこだわり、庭園灯は使わず、庭の奥に建物の灯が浮かび上がる様を表現した。外からの景色と、邸内からの眺め。建築家と造園家のコラボレーションにより、格別の心地よさを生み出した。