MIHARASHI を娯たのしむ家 - 一級建築士事務所 宮田建築設計室の施工実例
施主様のこだわり
「リビングテラス」が、日々を豊かにする。
のどかな里山、見晴らしの良い高台の敷地に計画された子育て世代のための家。宮田さんは当初より、景観を最大限暮らしに取り入れることができるよう、2階リビングの建物を想定していた。Fご夫妻との打ち合わせのなか、それをもう一歩進化させた「リビングテラス」の発想が浮かんだという。LDKに隣接させたのは、床のレベルを一段上げて、屋根でしっかりと覆ったバルコニー仕様の空間。さらに外部からの視線をガードするように、強度のある合わせガラスを腰壁風に設置した。これは風除けにもなり、冬でも暖房器具を使用すれば、この空間を活用することができる。ここにはシンクも置いてあるが、釣りが趣味の旦那さまが外階段から直接入り、釣果の下処理ができる。邸内には内子産材をふんだんに使用しており、杉の浮づくりを張ったリビングの床、梁などあらわしとなった構造材の風合いも美しい。