施主様のこだわり

開放と閉鎖、その心地よい関係性を求めて。

家のなかで過ごすくつろぎのひととき、目にするもの、肌に触れるものが自然そのものであれば、どれほどの心地よさに包まれるのであろうか。この家は、無垢の木、漆喰、珪藻土、石、和紙などの天然素材で構成。目で、触り心地で、香りで、その醍醐味を満喫することができる。とりわけ無垢の木は、湿気を吸い取って吐き出す調湿効果を持ち、時の経過とともに美しく変化していくという性質も併せ持つ。完成したその瞬間の美だけではなく、5年、10年と住むほどに色合いが落ち着いていくのだ。キッチンや収納、カウンター、テレビボードなど、邸内の設備・インテリアもすべてオリジナルで造作。今と将来を意識した、暮らしやすさへの配慮も十分になされている。こうした多様な要素を満たすことで、大きな満足感を生み出すことに成功した。