SIMME nail - Yoko Mise design officeの施工実例
施主様のこだわり
新しい何かが、生まれる予感。
9年前、三瀨さんが手がけた一戸建の施主さまから、新たに舞い込んだ「増築して、ネイルサロンを開きたい」とのオーダー。施主さまは「訪れる人に、何かを感じていただけるような空間にしたい」との希望を持っていた。三瀨さんは山を望む、のどかな住宅地という土地からインスピレーションを受け、光と風が抜ける空間を頭のなかに描いたという。そして通る人が「ここは何のお店?」とワクワクを掻き立てられる、隠れ家的なファサードをつくり上げた。店内は木目とモルタルというシンプルな組み合わせに、モルタルの受付カウンターと真鍮シェードの照明をプラス。質感の異なる素材の絶妙なバランスにより、空間としての面白みが生まれている。店名の由来は「新芽」。新芽が芽吹くような、自分の新しい魅力に気づける場所になってほしい――新たな空間に、三瀨さんはそんな願いを込めている。