施主様のこだわり

建物への愛着を残しながら、新たな居心地。

かつて子どもたちの声が響き、たくさんの思い出を刻んだ愛しいマイホーム。やがてお子さんは巣立ち、ご夫妻ふたりの穏やかな時間が流れ始めた。そんなライフスタイルの変化に合わせて思い立ったのが、今の暮らしに寄り添う
リノベーション。残したいものは残し、活かしながらも新しい生活の形を、間取りも含めた変更を施した。アーチをくぐってエントランスから玄関へ。ドアを開くと、シューズボックスの上のディスプレイが迎えてくれる。ステンドグラスがほのかな光を浮かび上らせ、オレンジベージュのタイルにもやわらかな光の輪が広がる。
廊下沿いの洗面コーナーは独立させた空間とし、ここもステンドグラスやアーチなどの意匠が響き合う。ふとした時間、心を満たしてくれる使い心地を叶えた。