変化を許容する家 - シムデザイン一級建築士事務所の施工実例
施主様のこだわり
海外の住宅へのオマージュを具現化。
日本的な要素をなくすこと、キッチンやバスなどの設備に既製品を使わないことなどを望まれたIご夫妻。クリエイターであるご夫妻が、間取りの大ラフや、個性的なキッチンについての構想を描き、西村さんと話し合い完成系を求めた。白を基調に各所に取り入れたウッドが、絶妙なバランス。クールになり過ぎず、それでいてどこか近未来的なムードをまとう建物へと仕上がった。建築途中、次々と湧き出てくるアイデアにフレキシブルな対応をした西村さん。その好例がバスルームの壁。本来はタイル貼りで仕上げる予定だったが、「下地の状態がカッコいい」とIご夫妻。「飽きたらタイルを貼ってもいい」と柔軟に受け止め、センスあふれる施主さまが住みながらアップデートできる「余白」のある住まいとなった。