木に包まれるエコ心地の家 - クラスの施工実例
施主様のこだわり
矢野さんが率いる「クラス」は、建築業界でさまざまな経験を積んだ女性を中心としたユニット。「女性のための工務店、と覚えていただいたらわかりやすいかも」と矢野さん。通常、家づくりは箱づくりと思われがちだが、矢野さんらがつくっているのは「暮らしのあり方」。その場所で、どんな暮らしをしたいかを何よりも大切にして、建てたその後に想いを馳せながら、間取りを決め、デザインしていく。「薪ストーブのある家で暮らせたら素敵」。そんな施主さまの言葉からはじまったこの家も、薪ストーブをどう暮らしに活かしていくかをとことん考えた。暖房器具としての用途はもちろんだが、煮込み料理やピザなどを調理するのにもうってつけ。だったらキッチンからはあまり離れていない方がいいし、テラスで煮込み料理を食べるのも楽しい。そんな風に想いを馳せながら、間取りは導き出されていった。