愛するものたちが居心地よく収まった空間。 - イシマルデザイン一級建築士事務所の施工実例
施主様のこだわり
「間取りを決める際、住まい手のライフスタイルをとことん検証し、スタディするプロセスを繰り返している」という岸さん。自邸を設計するにあたって、ご自身はもちろん、家族の生活パターンを熟知していることから、間取り決定にはそれほど苦労はなかった。「反対に悩んだのはインテリア。これまでクライアントの好みにより選ぶことができた素材や色合いが、いざ自分のことになると、情報が多い分だけ随分と悩みました」と笑う。そんな悩みを経て形づくられたのは、リネンを思わせる柔らかなテイストの邸内に、ご自身が愛するものたちが居心地よく収まった空間。玄関ホールの左手にオフィス、右手に居住空間をレイアウトし、仕事とプライベートの場に程よい距離感を持たせた。 プライベートゾーンはリビングとダイニングキッチンを連続させ、二つの空間は床の素材やレベルを変えて、それぞれの役割を明確にした。