施主様のこだわり

　高い性能を求めて企業を探していた施主のNさま。「私自身が納得できたのは、アーキテクト工房 Pureの髙岡さんだけでした」と話す。日射の良い広い敷地にあるNさま邸は、パッシブハウスの基準を満たすよう計画された。南面に設けた大きな開口や東・西面の開口からは季節により、太陽の光や熱が取り込まれる。開口はドイツ製の木製トリプルアルミクラッドサッシ・樹脂トリプルサッシにより、高い断熱性・気密性を確保した。また外付ブラインドで日射遮蔽を行うことにより、夏は邸内に余分な熱が入り込まない。　邸内の環境を快適に保つための24時間換気システムには、外気清浄機も導入。PM2.5やPM0.1を98.5％除去した清浄な空気を熱交換により、快適な温度にして邸内に循環させる。極寒期や酷暑期にはアメニティエアコンにより、補助的な冷暖房を行うだけで十分。どの部屋も一年中温度が一定で、光熱費は最小限。パッシブハウス級の性能を叶えた住まいとなった。