光と影が心地よいメゾネット。 - Yoko Mise design officeの施工実例
施主様のこだわり
三瀨さんは南北に長い角地を見た瞬間、頭に構想が浮かんだという。南江戸という立地と収益、デザインのバランスを計算し、間取りが異なる4戸のメゾネットを描いた。南北に長いということは、南側以外の部屋は採光が難しいものだが、それを逆手にとって、3戸に吹き抜けの中庭をレイアウト。そのため全方向に窓がある形となり、全戸に気持ちの良い光と風が入ってくる。色彩からイマジネーションをかきたてたデザインが得意な彼女にしては珍しく、シックなホワイトトーン。三瀨さんは「住む人にいろんな色を入れていただき、ご自分なりの“絵になる暮らし”を楽しんでほしい」と話す。メゾネットの完成は、住む人次第なのだ。もちろん、ミセヨーコ・デザインの真骨頂であるRの外壁は健在。もとは透明のガラスモザイクタイルだが、朝はブルーに、夕方は黄色っぽく変化して見えるという。光の反射でさえも巧みに取り込んでいた。