運命的な日本家屋との出合い たたずまいを踏襲し、現代の住処に

コラベルタイルやステンレスの天板など、キッチンは無機質な素材でまとめました。

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  コラベルタイルやステンレスの天板など、キッチンは無機質な素材でまとめました。

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  玄関と廊下は元を活かし、お客様をゆったりと迎えます。

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  上がり框が立派な玄関。サイドの壁には切りっぱなしの石を無造作に積み上げました。

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  テレビのある壁一面は「地層」をイメージ。配色や塗り方にもこだわっています。

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  LDKは無垢と塗り壁の自然素材が心地いい空間。

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  リビングの作業スペースの壁は、珪藻土を家族みんなで塗りました。記念の手形が並びます。

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  日当たりの良いお姉ちゃんの部屋。朝の目覚めは最高！

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  寝室はブルーのクロスで爽やかに演出しました。

左官職人のご主人は日々、家づくりに携わるなかで伝統的な日本家屋の良さをしみじみと感じていました。やがて自身の住まいを考えたとき、一番に浮かんだのが「二間続きの座敷のある平屋」。新築や中古リノベーションを検討するなか、担当者から紹介された中古物件に一目惚れ！ 築30年とは思えないほど美しく保たれた二間続きの座敷、建物の細部にまで職人の深いこだわりを感じ、同じ職人として「この家に手を入れ、家族で暮らしたい」と決断されました。　日本家屋の趣を踏襲した空間にするため、おうちＴＯＷＮの腕利きの職人が集結。もっとも日当たりの良い南向きにある特等席の座敷はそのまま残し、廊下を挟んで向かい側にＬＤＫを配置しました。キッチンは奥様の意見を尊重し、木目とステンレス、タイルの素材感がかっこイイ空間に。座敷をはじめＬＤＫ、洗面室、トイレなどの塗り壁はすべてご主人が担当。特に夜を徹して塗り上げたリビングの壁は圧巻！ 奥様の夢とご主人のロマンが詰まった住まいが完成しました。

Before

After

建築情報	築30年｜新居浜市K邸｜工期4ヵ月｜リフォーム面積 144.4㎡
リフォーム ポイント	K様のご要望をおうかがいしたとき、真っ先に浮かんだのがこの物件でした。日本家屋ならではの木の経年美…新築では味わえない良さを、中古リノベーションなら実現できることを改めて感じました。物件との出合いからリノベーションまで、トータルでお手伝いさせていただき、とても思い入れの深い住まいになりました。