Salon de bouqet - fol設計の施工実例
施主様のこだわり
旅を楽しむように、心地よく贅沢なひととき。
旅に出たとき、そこで出会う情景は感性を刺激する。シンガポールの埠頭にある建物を目にしたとき、「Salon de bouqet」のアウトラインが浮かび、智子さんは帰途の飛行機でデッサンを描いた。美容サロンとして設計された建物は、アンティークの扉や煉瓦、壁面のアールの意匠が特徴的で、二重になった屋根の水平ラインが表情を引き締める。内部はコスメショップスペースと3室のエステルーム、スタッフルームなどで構成。エントランスの丸柱の壁に棚を設けて、ディスプレイとしての機能ももたせた。エステルームのデザインはフランス、イギリス、北欧と3部屋それぞれに異なるしつらえに。各部屋が独立性を保っており、ゲストが心地よく過ごせる。スタッフやゲストのためのスムーズな導線にも配慮されており、旅先でエステを楽しむような贅沢なひとときを生み出している。