高松・多賀町の家 - 細川建築デザインの施工実例
施主様のこだわり
凛としてやさしい、モダンな家。
香川県高松市の市街地近くの住宅街、間口が比較的狭くて奥行きがある敷地形状から、細川さんは中央に中庭を置いたコの字型のプランを提案。その癒しは玄関ホール、LDKから共有できる。邸内の色調は白、グレー、ウォルナットを基調とし、階段部に採用した黒が空間を引き締める役目を担った。建物だけではなく、庭やインテリアを含めた提案を行っており、植栽の見え方、家具の選定、配置などすべてを突き詰めながら検討。中庭の気配までもデザインに取り入れている。庭に向かうキッチン正面の開口はフィックスとし、絵画的な情景を愛でながらの調理も楽しい。モダンテイストをベースとしながら、グレー系の木目や間接照明などにより、柔らかく上質な空間に仕上がったことで、クライアントの大きな満足が得られた。