施主様のこだわり

「残して生かす」ためのアイデアが随所に。

既存の建物を歯科クリニックへとリノベーションした施工例。それまで飲食店として営業していたテナント店舗は、和風の切妻屋根に看板用のパラペットが施されていた。これに対して「残して生かす」というコンセプトのもと、パラペットの両側に新設した壁を地盤面へとつなげ、自立した白いゲート状のイメージに。これにより和のテイストを和らげることに成功した。内部はほぼ白で統一されていたことから、それを引き立てるべくナチュラルな木材の建具や家具を採用。クリニックに求められる癒し、落ち着き、お洒落感を生み出している。「コストをシェイプしたい」というクライアントの要望に対し、アイデアを駆使することでそれを叶えることができた。