キタシロHOUSE - ジューサンケンチクセッケイの施工実例
施主様のこだわり
数字の広さより感覚的な広さを重視螺旋階段はわが家のライブラリー。
閑静な住宅街で見つけた土地。「この場所で生活したい」という施主さまの想いに応えて、石村さんが設計したKさま邸。住宅が建て込んだ狭小地で、プライバシーのガードと開放感を実現するために、1階をプライベートゾーン、日当たりのよい2階をパブリックゾーンとし、邸内に2カ所の吹き抜けを設けた。「面積を考えれば、床にした方が数字的な広さは確保できる。でも感覚的な広さを重視しました」と石村さん。1階南側の吹き抜けはピアノを置いたフリースペースに、2階中央の吹き抜けは螺旋階段を設置し、庭替わりとなる屋上へと誘う。この螺旋階段に沿って、高さのある書棚を造り付けに。お子さんたちは階段に腰掛けて読書を楽しむ。キッチン裏には子ども部屋をレイアウトし、多忙なKご夫妻がお子さんたちと日常的にコミュニケーションを図れるよう配慮した。狭くても広がりがある、遊び心いっぱいの住まいが完成した。