土地の方々の心の拠り所となる神社 - 村上工務店の施工実例
施主様のこだわり
土地の方々の心の拠り所となる神社
木の仕口や継ぎ手は、伝統的な日本の建築技法。そのなかでも寺社や仏閣には、より高度な技法が用いられている。そのため神社仏閣の建立や補修に携わる職人を特別な存在として「宮大工」と呼び、その技術は師匠から弟子へと直接伝えられてきた。かつては全国に多くいた宮大工も、今ではその人数は減少している。村上さんは、そんな宮大工の技術をもつ貴重な職人の一人だ。2012年、彼が棟梁となって手がけたのが、西予市野村町にある三嶋神社本殿の新築工事。300年の長きにわたって土地人の信仰を集めた社殿の新築工事には、大変な責任感を伴う。完成した三間社(一棟の中に神殿が3つ並ぶつくり)は、白木が美しい流麗な社となった。こうした寺社で培った卓越した技術を住宅建築にも活かそうと、3年前に独立した村上さん。何百年も風雪に耐える神社仏閣のように、施主さまが二代、三代と住み継ぐことのできる住まいを