一徹な大工がつくった家 - 村上工務店の施工実例
施主様のこだわり
一徹な大工がつくった家
宮大工としても活躍する村上さんは、住宅に使う材を自らが目利きし、手刻みで加工を行う。そして鉋がけにより、「削る」作業にこだわっている。時間もかかるが、「昔ながらの大工仕事と義理人情の家づくり」がモットーだ。郊外の住宅地にあるMさま邸は、そんな大工仕事の良さを活かしながら、若い施主さま一家の心地よさや暮らしやすさを考慮し、モダンな雰囲気に仕上げた施工例。 1階は大開口から光と風が差し込むLDKと和室、水まわりを配置し、2階は寝室や子ども部屋などのプライベートゾーンとしている。タモ材の床や造作のキッチンカウンターが調和したリビングは、施主さまのお気に入りの空間。観音開きの窓を開けば、ウッドデッキを通して庭ともゆるやかにつながる。壁は木舞で下地を組んだ土壁仕上げ。無垢材と土壁の相乗効果で調湿された邸内は、心地よい空気に満たされている。和の伝統技術を用いて、快適性とモダンなテイストを実現した。