施主様のこだわり

一緒につくるから楽しい！ 発想がデザインされた家。

　Tご夫妻が思い描いていたのは「来てくれる方と自分たちがともに居心地よくいられる空間」。そんなイメージをカタチにするために、山内さんは「やさしさで包む北欧テイスト」をテーマに内装・インテリアをコーディネートした。無垢の木やタイルといった質感にこだわった素材を使い、淡い色調でまとめることを意識したという。フローリングは見た目がやわらかな印象だが、性質的には丈夫なバーチを選んだ。木目が少なく淡い色の床は、R（曲線）を描く土間としっくり調和している。　キッチンの収納の扉には黒板をはった。扉が大きなメモボードとして使え、カフェを始めればメニューボードにもなる。「イメージが形になることを体感できた」とTご夫妻。ご夫妻とアイデアを交わし合いながら生まれた「個性」も多く、Tご夫妻の発想がデザインされた家である。