星岡の家 - 西下太一建築設計室の施工実例
施主様のこだわり
風景としての美しさを、求めたたたずまい。
西下さんのアトリエ兼自邸。道路を挟んだ向かいに小野川と星岡山を望み、その景観に馴染むようにたたずむ。「建築そのものが主体となることなく、風景としての美しさが生まれること」を理想とする西下さん。この家も自然で小ぶりなたたずまいを心がけた。アトリエと居住スペースは玄関によって左右にゾーニングされ、仕事場と家族の動線にゆるやかな距離感を生み出している。2階に配置したLDKは開放的でありながら安心感のある、緑と光に包まれた柔らかな空間を目指したという。星岡山を望む大開口を持ち、朝は順光に輝く山、夕方にはオレンジ色に染まった空など美しい眺めをもたらす。吹き抜け階段のトップライトから差し込む光は、刻々と表情を変えていく。「一瞬一瞬が奥行きと豊かさに満たされますように」との想いが込められたこの「星岡の家」は、常時見学可能(予約制)。