Art object named kitchen - Yoko Mise design officeの施工実例
施主様のこだわり
静かに時が流れる空間。
数年前、奥さまがご主人からプレゼントされたフランク・ロイド・ライトのタリアセン。巨匠の名作から、このプロジェクトは始まった。三瀨さんはインテリアとキッチンをデザイン。友人でもある奥さまとの会話のなかで生まれたキッチンは、まるでアートのよう。空間を引き締め、この家の中心となる存在感を放っている。
三瀨さんがデザインを考えるとき、「そこにたたずむ人に似合う空間を想像する」ことから始めるという。そして、その空間が絵の背景になるように頭に浮かんだものをスケッチする。施主さまとのコミュニケーションを重ねながら、現実化するプロセスを職人たちとともに考えていく。
そうして、このキッチンは世界でたった一つの存在として完成した。