南吉田のオフィス - 西下太一建築設計室の施工実例
施主様のこだわり
働く場こそ美しく豊かに。
オフィスを「執務をする」という機能的な観点のみで捉えず、一日の大半を過ごす場所だからこそ、心豊かに過ごすことができるように居心地の良い空間となることを目指した。大谷石の土間や小上がりなどを設けた高低差のある立体的な空間構成や、オリジナルの什器によって、人の居場所を緩やかに分節している。木と左官に包まれた上質な室内は、クライアントが大切にしている名作椅子や調度品で彩られている。大開口は内と外に一体感と広がりを生みだし、ふとした瞬間、四季を彩る庭の草木が働く人々の心に癒しを与える。「どんな用途の建築であったとしても、家づくりの際に大切にしている考え方からブレることなく設計を続けていきたい」と西下さんは話す。