つながりの連続と大開口が 心地いい一体感を生む家 - タニグチの施工実例
施主様のこだわり
高台の閑静な住宅街の角地に建つT様邸は、美しい鱗をまとったような壁が印象的。ご夫妻が建築家に要望として伝えたのは「邸内の空間すべてがつながっている感じ」でした。1階と2階を大きくつなぐ吹き抜けを設けたLDKに、1階のすべての空間が面する形で配置。引き込み戸を多用しており、それらを引き込めば、つながりの連続性が生まれます。そして大きな開口部が中庭という半屋外空間との一体感や視線の開放をもたらし、つながりと共に体感的な広がりを実現しています。「別々の部屋で過ごしていても、会話できるような一体感があります」とT様。ロールスクリーンを見えないように納める、床の色と合わせた化粧貼り柱にする、障子を両面に張った扉、といった様々な効果で「すっきりと洗練された空間」がつくり出されています。