施主様のこだわり

家族の歴史とこれからをつなぐデザイン

　築約100年の日本家屋で暮らしていた三世代6人。家族の歴史が刻まれた家への想いはあるけれど、“これからの暮らし”を考えて建て替えることに。田中さんは、家族それぞれの住まいに対する考えや希望を聞くことを丁寧に重ねた。「ゆとりある吹き抜け空間を中心とした間取り」「省エネで快適な暮らしができる性能」という希望を軸に、田中さんは「これから100年も安心」な家づくりを提案した。耐震等級3、太陽光発電搭載でオール電化の長期優良住宅だ。大きな吹き抜けと南向きの大きな開口を設けたLDKは広々としているが、家事動線はコンパクト。LDKや玄関を広くとることに加え、収納を豊富に設けるなど、6人がゆったりくらせるよう工夫されている。以前の家の古材や欄間を活かしたり、吹き抜けにレインボーカラーをあしらったり、内装コーディネートも素敵だ。